2016.2.8 クッキングアップルレッスンin 調理師技術講習会

シードルの普及と同じく、クッキングアップル・レッスン(第1回第2回)などを開催し、「もっとリンゴを食べよう!」という活動をしている本会。

飯伊地区の調理師の皆さんの定期講講習会と連携した「プロ向けクッキング・アップルレッスン」を2月8日に飯田市竜丘公民館にて開催しました。

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講師を務めるのは、フィリップ・エネ先生(写真左)。

フランス・ノルマンディーにて、オーベルジュ・ペイザンヌを経営するフィリップ先生は、この日のために来日されました。

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日本とフランスのリンゴやシードル文化の違いをふまえながら、10種類以上のリンゴレシピを提案いただき、講習会を迎えました。

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当日は、調理師の皆さん、また飯伊調理師会が主催する「しなの食大学」の受講生など100名以上がお越しになりました。

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リンゴと言っても、デザートだけでなく、前菜、メイン、すべてにリンゴを使います。

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こちらは、生地にシードルを使ったガレットの実習風景。

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普段は、それぞれの飲食店に勤務する調理師の方々の楽しく、そして真剣な語らいも。

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キリリとした和洋それぞれの調理師の装いも、合同研修会ならではです。

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赤いエプロンを付けたポム・ド・リエゾン荘野シェフには、フィリップ先生提供のレシピ翻訳でも大活躍いただきました。

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メインの「リンゴの詰め物」は、くりぬいたリンゴに、豚肉、ドライフルーツ、エシャロット、味付けにシードルも使います。

ドライフルーツは、伊那谷をよく知るフィリップ先生のはからいで、特産の市田柿を使用しました。

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材料のリンゴや市田柿は、ポム・ド・リエゾンたちが自ら生産するものを用意しました。

フィリップ先生の「日本のリンゴは、料理に使うには大きすぎますね」という言葉に、動揺を隠せない?女子ポム。

日本とフランスのリンゴのちがい、また、生食用途と調理用途でのリンゴの違いを肌で感じる機会になりました。

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鶏とシードルヴィネガーのサラダ。シナノゴールドの黄色でカラフルに。

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シードルと蕎麦粉のガレット

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リンゴの詰め物

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調理実習とともに、りんごのまち、フランス・ノルマンディーの暮らしについての講話をお聞きしました。

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貴重な時間のなか、ポム・ド・リエゾンの活動についてもご紹介しました。

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今回、このような大変貴重な機会をいただきました

飯伊調理師会、飯伊料飲組合、長野県商工会連合会南信広域経営支援センター、飯田商工会議所中小企業相談所の皆様、

本当にありがとうございました。

今後も、当地域が「もっとリンゴのまちに!」なるように、地域の皆様と連携を深めていけたらと思います。

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フィリップ先生、本当にありがとうございました。

また、事前準備から当日のアシスタントまで活躍いただいたポム・ド・リエゾンの皆さん、今回も本当にお疲れさまでした。

【おまけ1】フィリップ先生の経営するオーベルジュ・ペイザンヌでは、宿泊はもちろん、様々なアクティビティーを体験できます。

現地での農業体験やシードル研修、調理研修、或いはモンサンミッシェルへのガイド付きツアーなど、現地へのお出掛けをご予定されている方は、ぜひお問合せしてみてはいかがでしょうか。

【おまけ2】今回のフィリップ先生の来日には、伊那市のみなさんとのご縁があってこそでした。心より感謝いたします。

伊那市のASTTALさん、シードルクラブさんによる「伊那谷ジビエ講習会」が開催されましたので、ぜひこちらもご覧ください。

伊那谷ジビエ講習会(2016年2月10日)

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